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【月刊総務オンライン連載】業績に効果が出る新しい組織風土改革の進め方(第12回)

月刊総務オンライン

コラム

 

総務 / 組織・風土醸成 / 組織・風土醸成

 

業績に効果が出る新しい組織風土改革の進め方
第12回:組織風土と業績を結びつけるロジック

 

いよいよ今回より、本コラムテーマである"業績"に関わる「業務」「成果」「効率」「生産性」「経営」などの言葉が登場します。

 

少しおさらいをします。これまで何回かにわたり、"ソフト領域"であるコミュニケーションについてお話しました。
しかし、コミュニケーションを良くすることだけが風土改革の目的ではありません。あらためて、何のために風土改革を行うのかということです。気持ちよく仕事ができる職場や人間関係は大切なことですが、会社を仲良しクラブにすることが目的ではないですよね?

 


■風土改革に「ハード改革」は欠かせない時代
第1回でお伝えしたように、「風土改革のおかげで職場のコミュニケーションが良くなりました。
しかし、会社の業績は回復せず、やむなく希望退職を実施することになりました」では意味がありません。
先行き不透明で環境が激変しやすいこの時代に、風土改革にも「スピード」が求められる理由です。従来型の組織風土改革や個人の意識改革などではもはや太刀打ちできません。第2回の図2で示したように、このハード改革とソフト改革を同時に進めていくことが重要です。詳しくはこちら「変革DNA醸成」をご覧ください。

 


■ES(従業員満足度)を上げてもCS(顧客満足度)は上がらない?
まず、組織風土と業績について触れる前に、顧客満足度(CS:Customer Satisfaction)と従業員満足度(ES:Employee Satisfaction)について考えてみましょう。
CSと業績(収益、利益の向上等)の相互関係が深いことは言うまでもありません。このCSとESの関係性をわかりやすく示したものを図1に示します。

 

 

【図1:ESとCS】


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「CSとESは車の両輪」とも言われるように、特にこの図について説明は不要だと思われますが、スピード重視で短期的な業績向上・回復を狙う場合は、ESの優先度は下がり「業績アプローチ」に重点が置かれます。

ここで考えていただきたいことは、「ESが向上すると本当にCSが向上し、業績も上がるのか?」ということです。

続きはこちら ⇒ http://www.g-soumu.com/column/2012/10/soshiki12.php