株式会社カレンコンサルティングのブログ(広報宣伝用)

株式会社カレンコンサルティング 世古雅人のブログです。基本、会社の広報宣伝用です。https://www.carren.co.jp/

【gihyo.jp】無関心な現場で始める業務改善(シーズン2)第7回 「荒れるキックオフ」公開

 

gihyo.jp

無関心な現場で始める業務改善【シーズン2】

第7回 荒れるキックオフの場と自ら動く業務改善とは

2013年1月24日

 株式会社カレンコンサルティング 世古雅人

お正月は既に過ぎてしまいましたが,皆さん,あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今回のお話では,いよいよ業務改善プロジェクトがスタートします。自分は関係ないというスタンスの社員が多い中で,開発部の佐藤さんはどのように舵取りを行っていくでしょうか……。

最初に復習を兼ねて,第1回から第6回までのあらすじをお伝えします。

これまでのあらすじ

開発部の主任である佐藤さんが勤める株式会社GHテクノロジーズは,海外のEMS工場における品質不良に端を発した製品 不良在庫の問題により,急激な業績の悪化を招いていました。『GHテクノロジーズリバイバルプラン』と銘打った経営施策は,800名いた社員のう ち,300名が早期退職で会社を去る事態を招きます。品質管理部長を中心として品質対策会議を開いたものの,誰も本気で議論しない会議に苛立ち,佐藤さん は怒りのあまり,途中で飛び出します。

その後も,不良在庫は増えるばかりで,止まる気配がありません。早期退職でお世話になった上司,先輩は会社を去り,社内には無関心な傍観者ばかり残ってしまったようです。余計なことは言わない,関わらないという風潮が蔓延し,陰では経営批判も聞こえてきます。

図1 これまでのあらすじ

図1 これまでのあらすじ

GHテクノロジーズの製品が大好きで入社した佐藤さんは,今回の問題は決して経営だけの責任ではなく,自分たちにも責任 の一端はあったはずだと考えています。佐藤さんはじっとしてはおられず,各部門の部長に声をかけますが,協力関係を得ることができません。直属の上司であ る杉本課長も事なかれ主義者で当てにならない1人です。村瀬開発部長は唯一,佐藤さんを暖かく見守っているのですが,佐藤さんはそれに気づいていません。 早期退職以外に何ら経営改革が進んでいるように思えないうえ,現場からは危機感が感じられず,佐藤さんは苛立ちを感じています。

 

続きはこちらから ⇒ http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/kaizen2/0007